ひまわりの家 歯科検診、保健指導実施

2026年1月14日と1月28日 障害者福祉施設ひまわりの家(磯城郡三宅町伴堂)において歯科検診および保健指導を実施しました。施設の支援員の方に一緒にお口の中を見ていただき、歯ブラシのあたりにくい部位などの歯磨き援助のコツを一人ひとり説明し、実際に歯ブラシを持って行っていただきました。大変熱心に取り組んでおられました。

歯科を受診される機会がすくない方は、やはり歯周病が進んでいました。

検診終了後、隣の三宅町保健福祉施設「あざさ苑」1Fロビーにあるみそら屋という喫茶店でココアとケーキをご馳走になりました。

みそら屋は「障がいを持つ人たちが力を合わせて働く場」として、三宅町より場所を借りて、社会福祉法人ひまわりが運営をし、皆さんの手作りケーキや日替わりランチなども用意されています。また小さなギャラリーとして障がいを持つ皆さんの作品などが展示されていました。

障害者支援施設陽気園にて講演および歯科検診・保健指導を実施

2025年12月10日 ききょう会陽気園(奈良市北ノ庄町)において、支援員及び入所者向けの講演会を開催し、ムシ歯、歯周病の原因・成り立ちと全身への影響、障害者の口腔管理の大切さ及び難しさについて解説しました。

その後、入所されている障害者全員の歯科検診と個々の利用者への歯磨き指導、支援のコツを実際に行ってもらいました。

陽気園の事業は2018年開始以来8年継続しており、施設の支援員の皆さんの意識とスキルは向上していますが、昨今の就労状況の悪化もあり、東南アジアからのスタッフも含め、毎年新規に指導しなければならず、事業所の複雑な現況を肌で感じます。国の制度や国民の意識が更に友好的になり、外国人の入職が良好に進むことを願うばかりです。

放課後等デイサービス「なかま」にて歯科検診、歯科指導実施

2025年11月19日と12月3日の両日、奈良市神殿町にある「ききょう会」の障害者支援施設・放課後等デイサービス「なかま」において、学校から帰ってくる児童を待って歯科検診と個々の歯磨き指導を行いました。

それぞれの家庭事情により、家族による仕上げ磨きが行われにくい児童にはできるだけかかりつけ歯科医を持ち、定期検診を受けるよう医療機関を紹介した。(参考)放課後等デイサービスとは、障がいや発達の特性がある6歳〜18歳の就学時が、放課後や長期休暇に利用できる通所施設。生活能力向上や集団適応の指導(療育)を行い、「障がいのある子の学童」と呼ばれる。

生活介護 きららの木 にて歯科検診・保健指導実施

2025年11月18日および2026年1月22日 奈良市三碓町の認定NPO法人きららの木において本年度も障害児(者)の歯科検診及びおひとりお一人に日常での口腔清掃、保健指導を行いました。歯科治療の必要な方には通院可能な歯科医院を紹介しました。ムシ歯の治療を受けておられた方は多かったのですが、二次カリエスになっている方が4割おられました。歯肉炎、歯周病についても定期的受診が難しいことがわかりました。これからは頻繁にご家族への啓発を進めていく必要があると感じています。

【二次カリエスとは】

ムシ歯を治療して、詰めたり被せたりした歯が再び悪くなること。治療後に十分歯磨きをして清潔に保たないと詰めてある金属などの際(キワ)から再びムシ喰いが進む。一般的に治療した歯ほどまたムシ歯になりやすいので、治療後も安心してしまわずにケアが大切です。

2025年度 野迫川村高齢者歯科保健事業「すこやか教室」

8月28日ホテルのせ川と認知症対応型共同生活介護ゆうゆう苑で、2回目は11月6日に、弓手原生活改善センターと同ゆうゆう苑にて開催されました。

弓手原では、同地区の該当高齢者10人のうち7人が参加されるという高率でした。

いずれの地区もみんな顔見知りで、恒例のどさ回り芝居を見るために集まってくれているという“たのしい”雰囲気でした。

劇団員は辻本管理栄養士、角田歯科衛生士、座長は正田歯科医師(笑)のお馴染みの一座です。

今回は同じ地区で2回開催し、その効果の判定を試みました。8月の第一回目にオーラルフレイルと判定された高齢者6名中、11月までの期間に改善した方が1名(口の渇きが改善)おられました。

(2025-12-7)菊谷武先生のご講演の要旨

去る、令和7年12月7日にライブにて冬の講演会が開催されました。

演者は日本歯科大学教授の菊谷武先生で演題は「口の老いに私達はどう対応するのか」でした。

先生は口腔リハビリテーション多摩クリニックの院長も兼任されており実践的なお話をきくことができました。

高齢になると歯を多く保存できても嚙む機能、食べる機能は衰えていきます。動かなくなった口に歯はもはや必要のないものとなってしまいます。そこまでいかないようにすることが大切になります。

それにはまず、食べているところを多職種チームでよく観察することです。ミールラウンドと呼ばれる摂食・嚥下機能や栄養状態を評価する取り組みが重要で、これを通じて食事形態や介助方法を検討し経口摂取の維持・改善を目指します。

観察の要素は、食環境、食行動、咀嚼機能、嚥下機能の4つです。それぞれなにをみるのかといいますと以下に列挙します。

1,食環境は、

どんな環境で?食に集中できる環境?姿勢は適切?介助は適切?スタッフの知識・技術は?どんな想いで支えられている?

2,食行動は、

食欲はある?食物を認知している?一口量は適切?ペースは速くない?食事に集中できている?

3,咀嚼機能は、

食べこぼしはない?まるのみはしてない?口は汚れていない?プラーク、食物残渣は?咀嚼はできている?

4,嚥下機能は、

嚥下音、呼吸音、嚥下回数、嚥下のタイミング

90分という限られた時間の講演でしたが、口の老いに関しての詳しい解説とその対処法など、私たちが今知りたい、明日から実践したい情報が満載のお話で大変勉強になった講演会となりました。

中和保健所在宅歯科研修会 〜 2025年2月1日

中和保健所では在宅において高齢者を支援されているあらゆる職種を対象に、歯科診療に繋げる必要性を感じているがお口の症状への対応ができない、受診に繋がらないといった多くの訴えに応えるための研修会を開催されました

講演で正田代表は

  • まず実際に口の中を見る習慣をつける

②問題点を発見する目を養う

③歯科診療につなぐ必要性を理解できる「歯と口の確認シート」を用いて各項目、症状についてエビデンスを持って解説しました。

私たちの活動が紹介されています

「特別支援学校生徒の社会参加および就労支援」の活動を意欲的に進められているNPO法人ならチャレンジドの2023年12月11日号に私どもの活動が紹介されました。今回の三宅町ひまわりの家の歯科検診は、三碓町のきららの木と同様、ならチャレンジドの赤川理事長の紹介によるものです。障害児の健康を支えるためにも同NPO法人との連携を深めていきたいと考えております。

2023年度学術講演会の参加者の報告

2023年度学術講演会(講師:枝広あや子先生)は、
①11月12日に奈良市内でライブ講演 
②11月23日〜11月30日にWeb開催のハイブリッドで実施いたしました。

おかげさまで、多数の職種の方にご参加いただきましたので、
職種の内訳を下記に掲載いたします。

介護予防 『すこやか教室』

2023年11月6日山村振興センター、11月13日公民館、11月20日ホテルのせ川の3ヶ所において開催されました。保健師の呼びかけ、職員らの送迎により広い村から多くの高齢者が参加されました。ここでもやはり管理栄養士と歯科衛生士のコラボで行なっています。

今年はフレイル予防という概念を理解していただくことをテーマにそれぞれ工夫しました。歯科の講和は「介護なしで元気に過ごすために〜よく噛めるお口を守ろう〜」と題して、寝たきりの要介護状態になる前の段階であるフレイルに陥らないためにはオーラルフレイルを予防するお口の健康の維持がカギであり、そのためのいろいろなトレーニングについて解説し、実際に練習をしていただきました。