生活介護施設での事業開始

令和5年4月18日午後、生活介護施設ひまわりの家(社会福祉法人ひまわり:磯城郡三宅町伴堂850)を訪問し、障害者の歯科検診及び歯磨き指導の新規事業の打ち合わせを行いました。

障害者の就労支援を中心に行っているNPO法人ならチャレンジドの赤川理事長のご紹介により、ひまわりの家の喜多理事長と面会し、口腔衛生の大切さやプライマリーケアについて意見交換をした後、先ずは5月に施設職員向けの講習会からスタートして、障害者の皆さんの実情やご希望を聞きながら検診を行うことになりました。

参考:ひまわりの家は1992年三宅小学校の中に先生たちによって作られた作業所としてスタートし、障害者と地域で共に生きていくことをめざしています。手作りハム、ソーセージや紙漉き陶芸などいろんな事業を実施しています。

写真は左から赤川さん、正田代表、喜多さん

障害者施設での歯科保健事業

2018年4月から障害者支援施設陽気園(奈良県奈良市北之庄町116−4)の委託を受けて、口腔保健計画「美味しく食べて口臭なしを目指して」と銘打った事業を行っております。

2023年2月15日に入所者全員の歯科検診と花谷歯科衛生士(OPC奈良理事)、伏見歯科衛生士(正田歯科医院)による歯磨きチェックと、入所者一人ひとりへの歯磨き支援の実技指導とアドバイスを支援員(職員)の方々に行いました。

6年目に入ると支援員も入所者の方々も大変慣れてこられ事業はスムーズに運び、心待ちにされている入所者の方も増えてこられたとことで、和やかに行われました。

摂食嚥下WEB講演会、ご視聴ありがとうございました

2023年3月21日〜30日の間、WEBで開催しました
松下真一郎先生の摂食嚥下講演会は、通算で246回の視聴数で終えました。

ご視聴いただきました皆様方には深くお礼申し上げます。

また今年度も様々な事業を進めていきます。
引き続き、当NPO法人にご理解とご協力お願いいたします。

摂食嚥下WEB講演会のご案内

当NPO法人設立以来、毎年開催しております
松下真一郎先生の「摂食嚥下講演会」を今年度も開催いたします。

配信期間 令和5年3月21日(火)0時~30日(木)24時
期間中はいつでもPC・スマホでご視聴になれます

費用:無料 お申し込みの必要はありません

視聴URL https://youtu.be/h1uw4rE0aww

ご案内 → 松下先生摂食嚥下WEB講演会.pdf

野迫川村介護予防「すこやか教室」

令和4年度すこやか教室は、11月9日ホテルのせ川、17日野迫川村公民館、24日山村振興センターの3ヶ所において開催されました。

今年度のテーマは、「食事やお口から、気になる高血圧にアプローチ!」

野迫川村民は健康診断の結果では高血圧患者の率が県内でも高いことから、歯科医師、管理栄養士、歯科衛生士がそれぞれ食生活の内容、食べ方(咀嚼)についてスライド講演を行ったあと口腔ケア、嚥下トレーニングの実技指導を行いました。村の保健師や職員の誘導で

各地域からご高齢の方々が参加されました。

「こども発達支援事業所」:桜井市において開設の紹介

OPC奈良のチャーターメンバーの松下真一郎理事(元奈良県言語聴覚士会会長)が
「こども発達支援事業所を桜井市において開設しました。朗報です!

【こども発達支援 MOMOの実 児童発達支援管理責任者 松下真一郎先生の挨拶】

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当事業所は、児童福祉法に基づく障害福祉サービスを提供しています。特徴としましては、利用される子供たちの困りごとを可能な限り分析し科学的な根拠を持って対応することです。無論、発達障害については、まだまだ解明されていない分野ですので十分な根拠とは言えないですが、発達障害の問題の要因に自己認識が難しいことがあげられていますそこに着目し身体操作を通して自分を知るといった活動を提案しています。

しっかり身体を動かし楽しく遊ぶ中で発達を促せたらと思っております。
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正田晨夫代表が受賞しました

当NPO法人の代表である正田晨夫が、第50回医療功労賞の中央表彰者10名の一人に選ばれました。

この賞は、中央表彰受賞者が例年天皇皇后両陛下に拝謁を賜っている歴史と名誉ある表彰事業で、令和4年6月10日、受賞者の代表として挨拶もいたしました。

医療功労賞とは

野迫川村むし歯予防教室開催

令和4年6月8日野迫川村の山村振興センターにおいて、例年通り歯科と栄養のコラボでむし歯予防教室が開催されました。

  • むし歯予防、噛むことと身体・心の成長、偏食についての講話を正田歯科医師から。
  • 成長期の栄養、おやつの意義、市販の飲食物について辻本管理栄養士の講和
  • おやつを食べた後の歯磨きと仕上げ磨きの実技指導を花谷歯科衛生士が行いました。

ご家族4人とお子さん4人の参加で広い会場を使い和やかに過ごしました。 

WEB講演会のご案内

案内pdfファイル

今回も、申込不要ですので下記の期間ご視聴いただければと存じます。

配信期間は、令和4年3月24日(木)0時〜31日(木)24時 です。

<下記のURLでご視聴なれます>

1. 第一部 「こどもの偏食」-自閉症スペクトラム障害から学ぶ

https://youtu.be/1Mw_9Nw574E

2、第2部 「口腔ケアの目的と実技」

https://youtu.be/CkXB1f9m6iY

松尾浩一郎先生の講演会にご参加有難うございました

10月31日から11月6日まで、オンラインで開催しました
松尾浩一郎先生の講演会は、121名の参加を得て終了いたしました。

Web開催ということで、遠くは鹿児島からもご参加をいただきました。

メールで登録してご視聴いただきました方々に
厚く御礼申し上げます。

いよいよ、Web学術講演会を開催します

新型コロナウィルスのため、昨年より延期しておりました
「松尾浩一郎先生の学術講演会」を下記内容で開催いたします。

pdfファイルはこちら → Web学術講演会.pdf

参加申込は、
ホームページのメニュバー、あるいはアドレス sanka@opcnara.com へお願いします。

参加は無料ですので、奮ってのご参加をお待ちしております。

地域住民のための栄養ケアステーション開設

栄養相談、特定保健指導、調理教室の開催など、食・栄養に関する幅広いサービスの提供を目指して、今年8月にオープンした、「地域の皆さんのお食事応援団」=「もぐエイル」。

長年、中和から吉野郡の過疎の村で保育所から高齢者まで栄養指導をしてこられ、厚い信頼を得て来られた辻本昌代管理栄養士が主催する栄養ケアステーションが橿原市でスタートしました。

「いつまでもお口からたべられる」ことを掲げるNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良にとっても強い味方ができました。

【もぐエイル】
〒634-0045 橿原市石川町2-2 ハイム橿原602
📞:090-3115-2503
ホームページは https://mogu-yell.com

代表交代のご挨拶 正田晨夫

新代表 正田 晨夫

「だれもがいつまでもお口から食べられる」を目指して結成しましたNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良(OPC奈良)は今年8年目に入りました。

本年6月の総会におきまして新しく代表に推挙されました正田晨夫です。

これまで代表を務めていただいた田中康正氏とは50年近く学会・歯科医師会において、また酒席においても、常に彼の指揮のもと歩を一にしてまいりました。本当に長い間ご苦労様でした。共に力を惜しみなく出してきていただいております理事のメンバーもそのまま続けてご協力をいただけることになりました。ありがとうございます。

歯科医療が届きにくい過疎地の高齢者や在宅療養者、障害者に対し、またそれを支える多職種の皆様に歯科保健の大切さ発信し、実践を積み重ね、「お口の健康増進を通じて全身の健康を図る」ことが私たちの目的です。

自由な発想で迅速に行動できるところがNPO の魅力でもあります。

医師、訪問看護師、言語聴覚士、ケアマネジャー、歯科衛生士他、多彩なメンバーにより「歯科」にとらわれず「口から全身へ」を掲げて挑戦して行きたいと思います。

これまでにも増して多職種の皆様のご支援をお願いする次第です。

令和2年度野迫川村介護予防「すこやか教室」開催

令和2年度すこやか教室は12月3日、10日、16日、24日にホテルのせ川、野迫川村公民館、山村振興センターの村内3か所において開催されました。今年はコロナウイルス感染拡大のため9月実施の予定が12月に延期になりました。

正田歯科医師からは「お口の清潔がコロナ感染予防と重症化の予防に大きく影響する」というお話を。そのあと辻本管理栄養士からは「免疫力を落とさないための食事」というタイムリーな内容の講話を。又名迫歯科衛生士による嚥下トレーニング、歯磨き指導も例年通り行いました。

奈良政策研究会において「ウイルス感染症から身を守る秘訣」講演

令和3年5月25日(火)ホテル日航奈良で開催された奈良政策研究会5月研修会において、県内行政に携わる首長や議員の方々そして県内の主要な企業の代表の方々に、正田副代表が上記講演を行いました。

奈良県議会議員や天理市長さんら40人余りの方が感染予防策として人数を制限し、200人ほど入る会場でソーシャルディスタンスを取っての開催です。

新型コロナ感染拡大の対策がはかどらない中で、いかにして自分の身を守るかということに関心は非常に高く、「日常生活でお口の清潔を保つことが感染と重症化予防に大きな役割を持つ」ということに熱心に聞き入っておられました。

また超高齢社会において、歯科治療や適切な口腔ケアによって、認知症の進行を抑えたり全身の健康の維持につながり、ひいては総医療費削減につながる事実についても解説し大きな反響を得ました。