9月10日(木)、午後6時より
奈良県社会福祉総合センター6階中会議室で開催された
松村清子先生による
「要介護・認知症高齢者と共に歩む 〜 施設長歯科医師として」には、
看護師、介護施設スタッフなど医療職、介護職、
行政より保健師、歯科衛生士など多職種の参加をえて、
満席で終えることができました。
松村先生の楽しくテンポある口調で、
介護施設の現場のご苦労や事例紹介などで、
あっという間の2時間でした。
「活動報告」カテゴリーアーカイブ
H27年度学術講演会:岸本裕充先生〜オーラルマネージメント
NPO法人 Oral Health Promotion Club in NARA(OPC奈良)では
平成27年6月14日(日)午後2時より、かしはら万葉ホールに於いて
平成27年度学術講演会を開催しました。
「多職種連携によるオーラルマネジメント」と題して、
兵庫医科大学口腔外科教授の岸本裕充先生に講演していただきました。
また参加された方々は、
医師、保健師、看護師、管理栄養士、歯科医師、歯科衛生士、言語聴覚士、
理学療法士、介護福祉士、病院関係者、介護施設関係者など多方面に渡り、
100名を超えて盛会となりました。
お口の健康、特に高齢者のお口の健康を保持・増進し、
いつまでもお口から食べられるようにするためには口腔ケアが非常に大切ですが、
岸本教授は「CREATE」つまり
C=Cleaning(清掃)
R=Rehabilitation(口腔機能訓練)
E=Education(口腔保健指導・教育)
A=Assessment(評価)
T=Treatment(歯科治療)
E=Eat,Enjoy(食べる喜び)
の必要性を強調され、これら全てを含めて「オーラルマネジメント」と表現されました。
そして口腔に現れるバイタルサインを見逃さずに、
常に保湿状態を維持するようお話されました。
口の中は「乾いたら負け!」だそうです。
歯科口腔保健情報交換会
11月27日、桜井保健所にて
「歯科口腔保健情報交換会」が開催された。
当NPO法人の正田晨夫副代表が貴重講演、そして情報提供した2事例について
介護施設のケアマネや看護師、歯科医師、歯科衛生士、保健行政の方など
60名程の参加のもと、8グループでグループワークが実施された。
今回のグループワークはワールドカフェ方式でされ、
いつもより多数の意見発言と交換ができたようです。
内容的には、2事例についての意見も出ていたが、
まだまだ連携が充分に構築されてない面が目立ったようだった。
今回は、口腔ケアをオーラルマネージメントと表現されていたが、
まさしく、現場ではケアだけでなくマネージメントという文言がぴったりです。
介護関係者や医師、看護師など多職種の理解と拡がりが必要です。
在宅訪問医療講演会は盛会で終えました
在宅訪問医療講演会の案内リーフレット
口腔ケア実技実習教室 開催しました
8月25日 月曜日午後6時より、
正田歯科医院においてOPC奈良の「口腔ケア実技実習教室」が開催されました。
高齢者、要介護者の食を支え、
QOLの向上を目指すために口腔ケアが最も重要であることは良く知られていますが、
実際行うとなるといろいろな問題、難しさに直面します。
この勉強会では在宅の要介護高齢者の方、難病で療養されている方の
口腔ケアを行うためのテクニックを経験豊富な歯科衛生士が直接指導し、
モデル患者実習、相互自習、を通じて明日からの介護、支援にすぐに役立つ内容になっています。
今後このような教室を各地で開催していく計画を立てておりますので、
是非ご参加いただきますよう御願いいたします。
次期開催場所、時間などはホームページなどで追ってご連絡いたします。
ご期待ください。
講義とディスカッション
花谷歯科衛生士による模擬患者を使っての口腔ケア指導実習
受講者による模擬患者実習
参加者へ花谷衛生士の直接指導