松尾浩一郎先生の講演会にご参加有難うございました

10月31日から11月6日まで、オンラインで開催しました
松尾浩一郎先生の講演会は、121名の参加を得て終了いたしました。

Web開催ということで、遠くは鹿児島からもご参加をいただきました。

メールで登録してご視聴いただきました方々に
厚く御礼申し上げます。

いよいよ、Web学術講演会を開催します

新型コロナウィルスのため、昨年より延期しておりました
「松尾浩一郎先生の学術講演会」を下記内容で開催いたします。

pdfファイルはこちら → Web学術講演会.pdf

参加申込は、
ホームページのメニュバー、あるいはアドレス sanka@opcnara.com へお願いします。

参加は無料ですので、奮ってのご参加をお待ちしております。

地域住民のための栄養ケアステーション開設

栄養相談、特定保健指導、調理教室の開催など、食・栄養に関する幅広いサービスの提供を目指して、今年8月にオープンした、「地域の皆さんのお食事応援団」=「もぐエイル」。

長年、中和から吉野郡の過疎の村で保育所から高齢者まで栄養指導をしてこられ、厚い信頼を得て来られた辻本昌代管理栄養士が主催する栄養ケアステーションが橿原市でスタートしました。

「いつまでもお口からたべられる」ことを掲げるNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良にとっても強い味方ができました。

【もぐエイル】
〒634-0045 橿原市石川町2-2 ハイム橿原602
📞:090-3115-2503
ホームページは https://mogu-yell.com

代表交代のご挨拶 正田晨夫

新代表 正田 晨夫

「だれもがいつまでもお口から食べられる」を目指して結成しましたNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良(OPC奈良)は今年8年目に入りました。

本年6月の総会におきまして新しく代表に推挙されました正田晨夫です。

これまで代表を務めていただいた田中康正氏とは50年近く学会・歯科医師会において、また酒席においても、常に彼の指揮のもと歩を一にしてまいりました。本当に長い間ご苦労様でした。共に力を惜しみなく出してきていただいております理事のメンバーもそのまま続けてご協力をいただけることになりました。ありがとうございます。

歯科医療が届きにくい過疎地の高齢者や在宅療養者、障害者に対し、またそれを支える多職種の皆様に歯科保健の大切さ発信し、実践を積み重ね、「お口の健康増進を通じて全身の健康を図る」ことが私たちの目的です。

自由な発想で迅速に行動できるところがNPO の魅力でもあります。

医師、訪問看護師、言語聴覚士、ケアマネジャー、歯科衛生士他、多彩なメンバーにより「歯科」にとらわれず「口から全身へ」を掲げて挑戦して行きたいと思います。

これまでにも増して多職種の皆様のご支援をお願いする次第です。

令和2年度野迫川村介護予防「すこやか教室」開催

令和2年度すこやか教室は12月3日、10日、16日、24日にホテルのせ川、野迫川村公民館、山村振興センターの村内3か所において開催されました。今年はコロナウイルス感染拡大のため9月実施の予定が12月に延期になりました。

正田歯科医師からは「お口の清潔がコロナ感染予防と重症化の予防に大きく影響する」というお話を。そのあと辻本管理栄養士からは「免疫力を落とさないための食事」というタイムリーな内容の講話を。又名迫歯科衛生士による嚥下トレーニング、歯磨き指導も例年通り行いました。

奈良政策研究会において「ウイルス感染症から身を守る秘訣」講演

令和3年5月25日(火)ホテル日航奈良で開催された奈良政策研究会5月研修会において、県内行政に携わる首長や議員の方々そして県内の主要な企業の代表の方々に、正田副代表が上記講演を行いました。

奈良県議会議員や天理市長さんら40人余りの方が感染予防策として人数を制限し、200人ほど入る会場でソーシャルディスタンスを取っての開催です。

新型コロナ感染拡大の対策がはかどらない中で、いかにして自分の身を守るかということに関心は非常に高く、「日常生活でお口の清潔を保つことが感染と重症化予防に大きな役割を持つ」ということに熱心に聞き入っておられました。

また超高齢社会において、歯科治療や適切な口腔ケアによって、認知症の進行を抑えたり全身の健康の維持につながり、ひいては総医療費削減につながる事実についても解説し大きな反響を得ました。

野迫川村むし歯予防教室

2021年6月10日 吉野郡野迫川村山村振興センターにおいてむし歯予防教室が開催されました。例年通り

  • 正田歯科医師による講話「乳歯の大切さ、噛むことの大切さ全身の成長との関連性」
  • 辻本管理栄養士による講話「共働きでも作りやすいレシピ、歯にくっつきやすいおやつ」
  • 花谷歯科衛生士によるブラッシングの解説と実技指導

を行いました。参加者は3歳から5歳までの4人と父兄で8人。4月に4歳児がひとり転入がありました。広い体育館で十分なソーシャルディスタンシングをとって、子供たちが駆け回り大はしゃぎする中で和気あいあいとおこなわれました。

2021年度 障害者支援施設「陽気園」で口腔保健事業

陽気園 口腔保健計画「おいしく口臭なしを目指して」委託事業                   

「入所者がおいしくお口から食べることができ、口臭を予防して介助者、被介助者ともに快適な生活を送ることを目指す。」ことを目的に、2018年4月、当NPO法人は障害者支援施設「陽気園」(理事長岩本金悟氏 奈良市北ノ庄町)からの委託を受け、入所者の歯科健診と支援員への指導を行っています。

2021年5月19日 新型コロナの感染対策を十分に行い、正田歯科医師、花谷歯科衛生士、伏見歯科衛生士により実施しました。施設支援員と歯科衛生士の息の合った行動で、入所者の皆さんも年々安心感を持たれている感じを受けました。

2021年度 放課後等デイサービス・児童発達支援「なかま」での歯科健診

昨年に続き2021年6月に奈良市神殿町「なかま」において、学校の授業を終えた障害児の下校を待って歯科健診と歯磨き指導とご家族へのアドバイスを行いました。

2021年6月2日対象6名。6月8日対象5名。6月14日対象5名。6月22日対象2名。

6月30日対象4名。いずれも正田歯科医師 伏見歯科衛生士が検診、歯磨き指導を実施しました障害児を支える保護者自身の障害等の家庭環境にも配慮しながら子供たちの支援も重要だと話される岩本理事長や責任者の辰巳事務長らの温かさが伝わる施設です。

障がい者生活支援「きららの木」で歯科健診開始

2020年9月24日奈良市三碓町にある「きららの木」(江川美奈子理事長)に通所する障がい者とそのご家族に対して、「歯科健診と歯磨き指導、何でも相談」を開始しました。

当日は「きららの木」での活動の第一回目ということで、奈良県内の特別支援学校生徒の社会参加と就労支援を献身的に続けておられるNPO法人「ならチャレンジド」の赤川理事長さんもわざわざおいでになられ、江川理事長さんと最後まで見守っていただきました。 

当NPO法人OPC奈良の正田、田中和宏理事2人が9人の利用者さんの口腔内健診とそのご家族に対して日常の注意点の説明と、お困りごとの相談をお受けしました。

新型コロナの恐怖のため、歯科医院を受診されることをためらっておられる現状や、いざという時にどこに受診すればよいのかお悩みの方もおられ、障がいをかかえるご家族の大変さを改めて知ることができました。次回は10月15日に行います。

2020年9~11月 障害児の生活介護「きららの木」において歯科健診と歯磨き指導

2019年秋から、「きららの木」の利用者のご家族と支援員向けの歯科保健講習会等を計画していましたが、新型コロナの感染拡大により開催のめどが立たなくなりました。しかし、江川理事長らによる「コロナ禍により施設来所時の口腔ケアができずに歯ぐきが腫れたりしている子が多くなった」という切実な訴えにこたえて、歯科受診ができない障害児とご家族の不安を少しでも解消しようと、歯科検診とセルフケア(歯磨きや日常の注意点) の指導を実施しました

2020年9月24日 生活介護 いろ葉  対象9名
 正田・田中和宏歯科医師 

2020年10月15日 生活介護 いろ葉  対象9名
 正田・田中和宏・寳達照樹歯科医師 

2020年11月26日 児童発達支援 たのしいりーふ  対象7名 
 田中和宏・寳達照樹歯科医師

2020年9月 放課後等デイサービス・児童発達支援「なかま」での歯科健診開始

コロナ感染拡大の中、歯科受診をためらう障害者とご家族の不安を少しでも解消しようと、

  • 在宅でのセルフケアのポイントをまとめた啓発資料を施設からご利用者に配布する
  • 歯ぐきが腫れたりセルフケアが難しい利用者とご家族に直接指導と検診を行う

 ことを十分な感染予防対策をして、少人数づつでも行うこと新たな事業を開始しました。

2020年9月より、奈良市神殿町630-6ききょう神殿ビル2Fにある上記「なかま」において利用者(障害児)の歯科健診と歯磨き指導とご家族へのアドバイスを行いました。

9月9日対象3名、10日対象4名、17日対象3名、28日対象3名、10月5日対象3名、14日対象4名、26日対象4名。

歯科医師は正田晨夫、田中和宏、野阪幸男と伏見早織歯科衛生士が参加して実施しました。

注)放課後等デイサービスとは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

個別の発達支援や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友だちをつくることができるので“障害児の学童”とも表現されます。

(R2-9-9)障がい児支援事業所での歯科健診・歯磨き指導開始

令和2年9月9日より、
奈良市神殿町にある障がい児支援事業所「放課後等デイサービス なかま みらい」において
障がい児とそのご家族に対し歯科健診・歯磨き指導を開始しました。
新型コロナの感染拡大が収まらないために、
歯科受診を控えたりして不安の中で日を送られる方々の歯に対する不安を解消するために
急遽開始することになりました。
初日の9月9日は5人、10日は5人、17日は4人と、
「密」を避け万全の感染防護のもと行っています
「放課後等デイサービス」というのは、開設者の説明によりますと、
知的、精神、身体問わず障がいを持つお子様に対し、
個別に計画を立て将来に向けた療育をご提供し、
ご家族と共に一人ひとりの成長の一助を担う通所事業所です。
対象児童としては、養護学校のみならず、
一般保育所、幼稚園、小中高等学校からもご利用があり放課後、
または夏休みや冬休みなどの長期休みに通所し、集団活動を通じで協調性を身につける。
また、個別支援で特技を見つけるなど多くの機会を提供し、経験を積む事で
誰しもが迎える社会生活を円滑に行える力を身につける上で必要不可欠な事業所です。
S__143646751 9,10野阪歯科医
9,10野阪正田 S__143646741
9、17田中和宏 9,9伏見歯科衛生士
9,17田中歯科医師

障碍者支援施設「陽気園」における歯科保健事業

〈歯科健診と職員への歯磨き介助の指導〉
奈良市北ノ庄町の障害者支援施設「陽気園」において、2019年4月17日の歯磨き指導に続き、9月25日には入所者の歯科健診と職員のかたへの歯磨き介助法の指導をおこないました。
歯科医師による口腔内審査に続いて花谷歯科衛生士、伏見歯科衛生士(正田歯科医院)、郡司歯科衛生士(野阪歯科医院)により、施設職員(支援員)がどのように歯磨き介助すればよいか入所者お一人お一人について技術的な指導をしました。
職員の皆さんは多忙にもかかわらず、口腔の清潔を保つことの大切さを理解され、熱心に介助の方法を習得されていました。
図6
〈施設職員と入所者に講演と歯磨き指導実施〉
令和2年2月26日 陽気園の支援職員と入所者向けにお口の健康を守ることの大切さについて講演を行い、続いて歯科衛生士によって、支援員の皆さんに入所者に対する口腔ケアの介助技術の指導を一人ひとりについて具体的に実施しました。
よく噛むことの健康への効果から、歯磨きの介助のポイントまで、明日からの実践につながるお話をスライドをまじえ説明しました。
図7 図 8 
〈NHK総合奈良のテレビから取材〉
3月11日再び陽気園において、奈良市神殿町の児童発達支援デイサービスの「なかま」の職員も合同で講演会が開催されました。
その日、NHK総合奈良のテレビ取材班が来られ、OPC奈良による指導風景や障害者の抱える「食べることの支援の難しさ」等について現場の職員に種々取材されていました。
図9